5区(2人)05民03民
細野、斉藤3度目の激突
斉藤斗志二64元防衛長官自津現=東海比例
細野豪志37政調副会長民現
過去2度と同じ、民主細野と自民斉藤が激突する。
細野は一時、7月選挙も想定し臨戦態勢を敷いたが、再び準備態勢に移行。小集会などで着実に浸透を図る。政権交代への追い風、予算委での活躍など中央で増す存在感の一方、地元入りの減少が悩み。保守、女性層など広い支持層が知事選で揺さぶられる不安も残るが、選対幹部は「富士市で勝利と当選、政権交代を」と力を込める。
連続比例復活の苦杯をなめた斉藤は年始から地元富士市で街頭リレー集会を開催。3月のフォーラムに小渕優子少子化担当相を招き若者へ浸透を狙う一方、政策本出版、三島後援会の結成と動きを活発化させる。党への逆風と組織の高齢化、軟化へ危機感は強く、選対幹部は「党県連会長として担う知事選をばねに引き締めを」と意気込む。
6区(2人)05民03民
自・民現職一騎打ち
倉田雅年69総務副大臣自津現=東海比例
渡辺周47党副幹事長民現
民主渡辺、自民倉田の戦いが続く。
渡辺陣営は地盤の沼津市のほか、事務所を「下田や伊東、伊豆市などにも遅くとも7月後半」(後援会幹部)には設置する考え。沼津市に次ぐ票田で、前回選で倉田を下回った伊東市は5月実施の市長選にも乗って、てこ入れ。選挙後も秘書らが東海岸での支援拡大を狙う。沼津地区では駅前や大型商業施設などでのつじ立ちを続ける。
倉田陣営は当面、知事選を絡めた活動を進める。知事候補に東部出身の坂本由紀子参院議員の推薦を決めた第6選挙区支部の選対会議で、倉田は「知事選が前哨戦となりそうだ」と県議ら自民党関係者に支持を強く訴えた。市長選で民主陣営が力を入れた伊東市内は、旧来からの保守人脈を生かし、再度の組織固めに力を注ぐ。
(静新平成21年6月8日(月)朝刊)
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