知事選サンデー推薦候補と支持訴え
知事選の告示後、初の日曜日となった21日、自民、民主両党の幹部らが、それぞれ推薦する候補者の応援のために来県した。
自民党の谷垣禎一元国土交通相は昼過ぎ、自民、公明が推す候補者の応援で、焼津市に姿を現し、「何とかお役に立ちたいと(静岡に)来た」と、集まった約200人の前で述べた。
谷垣元国交相の演説中、候補者は支持者らに握手して回った。候補者は、衆院選の前哨戦としての見方を意識してか、続いてマイクを握ると、「今回の選挙は微妙な風が吹いてきて、吹き飛ばされてしまうかもしれないが、信念を曲げない」と訴えた。
一方、民主党の菅直人代表代行は昼前、同党が推薦する候補者の応援で、三島市入り。
候補者が「静岡県には日本と同様に問題が山積しており、ものすごい赤字がある。子や孫にこれを残せますか」と訴えた。
続いて立った菅代表代行は「今回の知事選は、静岡県の立て直しと、これを政権交代につなげるという二つの柱がある」と主張。「官僚が自分たちの天下りのため税金を勝手に使っている。霞が関中心の政治を変えるために、(候補者に)当選してもらわなければならない」と熱っぽく語った。
(2009年6月22日 読売新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿