海野氏がマニフェスト発表
「県民主義」など3本柱
知事選(18日告示、7月5日投票)に出馬表明している元民主党参院議員の海野徹氏(60)=静岡市葵区=は2日、同市内で記者会見し、マニフェスト(公約)を発表した。
基本理念は「私たちの静岡県」で、「県民主義・脱官僚」「経営改革」「人づくり」を3本柱に掲げた。具体的な政策として、知事の月額報酬30%カット▽個人県民税10%減税▽高齢者在宅介護手当創設の検討▽在来線と接続する「空港アクセス鉄道」の検討ーなどを挙げた。財源は3000余りの県事業の見直しや職員給与引き下げなどで捻出(ねんしゅつ)するとした。
サポーター約150人が同席。海野氏は「県民と協働で作ったマニフェストと確信している。官僚政治から県を取り戻し、2期8年で聖域なく見直して、私たちの静岡県をつくりたい」と語った。
知事選には、自民党の坂本由紀子参院議員(60)も出馬を表明。民主党県連などが静岡文化芸術大の川勝平太学長(60)に出馬要請している。共産党は候補擁立に向けた作業を進めている。
(静新平成21年6月3日(水)朝刊)
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