2009年9月8日火曜日

沼津商議所市に要望


 沼津商議所が市長に
東駿河湾環状道路建設促進を求める
 沼津商工会議所は7日、栗原裕康沼津市長に、未年度の市商工行政に対する要望書を提出した。中心市街地の活性化など交通運輸や観光、工業など、要望は各分野で22項目にわたる。このうち東駿河湾環状道路西側区間原町-沼津インター間)の建設促進など7項目を新たに盛り込んだ。
 新規要望はこのほか、浜松市が導入した「経営セーフティ共済掛金助成制度の創設」、沼津の新名物として愛好家に人気を集めている「沼津港の夕日のPR」など。静岡空港を機に新たな観光ルート設置といった観光振興策、沼津地域中小企業支援センター設置も継続事業として要望した。
 後藤全弘会頭が「各部会での議論や意見を集約した。地域活性化のため必要と思われる事業の実現に向け積極的支援を期待している」と述べ、栗原市長に要望書を渡した。
(静新平成21年9月8日(火)朝刊)

 予算時期迎え商議所が市に要望
「政権代わり見通しの難しさ指摘」
 商工会議所(後藤全弘会頭)は七日、「商工行政等に関する要望書」を栗原裕康市長に提出した。後藤会頭をはじめ、副会頭ら七人が市役所を訪れ、後藤会頭から栗原市長に要望書が手渡された。市の来年度予算編成に向けての十九項目(うち新規七項目)で、地域活性化に向けて内容をまとめた要望。
 要望書を受け取った栗原市長は「庁内で検討しできるだけ応えるようにしたいが、政権が代わり今後どうなるか見えないところが多い」として、第二東名へのスマートインターチェンジ導入の要望を例に難しさを指摘。
 「民主党の商工行政は、マニフェストを見ても大した目玉はない。そういうことを含めて特に国、県との連携が多いので、様子を見ながら(国、県と)打ち合わせをしていきたい」とした。
 さらに、県と市が進めているコンベンションセンター建設について「川勝(平太)知事が『県産材を使え』ということで、『丸太を使えばいい』と思ったが、『森みたいにしろ』と言われ、お金がかかることから…」。
 また、「来年度予算編成に向けて(民主党が)概算要求を見直すと言っている。そうなると県も見直し、当然、私達(市)もそうなるから」と見通しが定まらない様子を示唆した。
 要望の新規項目は「来街者に分かりやすい沼津駅(南口)交差点地下道案内表示の改善及び清掃」「東駿河湾環状道路西側区間(原町~沼津IC)の建設促進」「東名愛鷹パーキングエリア並びに、第二東名高速道路沼津サービスエリアへのスマートインターチェンジの導入」「沼津港の夕日の仕掛けづくりや周知」「沼津ブランド認定制度運営に対する支援」「経営セーフティ共済掛金助成制度の創設」「エコアクション21取得企業に対する助成金の創設」。
 「沼津港夕日」では、夕日が波で揺れる海面に反射し「タコ(蛸)」に見え観光に使えること、「経営セーフティ共済掛金」では連鎖倒産防止などのための共済掛け金の一部を助成してもらうこと、「エコアクション21」では、ISO取得よりも容易に取り組めるエコアクション21取得の支援を求めている。(沼朝平成21年9月8日号)

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