自民県連 参院補選公募も検討
29日に党大会 会長塩谷氏就任へ
自民党県連は11日、役員会と議員総会を開き、空席となっている会長を選任する臨時党大会を29日に静岡市で開催し、10月25日投票の参院補選の候補者を、同大会までに決定する方針を固めた。補選の候補者擁立は公募による選考も含め、執行部が引き続き協議する。県連会長人事は国会議員での互選となり、塩谷立衆院議員(比例東海)が就任する見通しとなった。
総会後に会見した小楠和男幹事長は、補選の候補者について「具体的な名前は出ていないが、自民党再生にふさわしい若い人をという意見があった」と報告。その上で「補選に出馬した人が来年の参院本選挙の候補者として一番有力」との考えを示した。
先の全国幹事長会議で党本部が静岡と神奈川の参院補選を「反転攻勢の場」と位置付けたごとに、小楠幹事長は「県連組織は知事選と衆院選の連戦、連敗で疲弊している。(選挙活動の)母体となる選挙区支部すら機能しない支部が出始めている中で、戦うには難しい状況」と述べ、候補者擁立作業の難しさを指摘した。
県連会長を国会議員に要請したことは「国政選挙を戦う上で党本部とのパイプが必要」と理由を説明した。会長の任期は来年5月の県連大会までとなる。
また、元県連幹事長の浜井卓男県議会議長(浜松市西区)が衆院選期間中に7区の無所属候補を応援したとして、党紀委員会を16日に開くことも決めた。
(静新平成21年9月12日(土)朝刊)
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