三島の就労支援事業所
オリーブオイル 初の自社商品化
長泉の耕作放棄地 施設利用者ら栽培
就労継続支援A型事業所「ユースエイド」(高橋達也代表、三島市)はこのほど、施設利用者らが栽培したオリーブを原料にしたエキストラバージンオリーブオイルを、初めて自社ブランドとして商品化し販売を始めた。2016年に長泉町の耕作放棄地に129本の苗木を植.えてから5年。今後も商品化を進める方向で、高橋代表は「地元に愛されるものを作りたい」と意気込む。
自社ブランド商品は100%地元産。収穫から1カ月かけて搾油し、商品化した。施設利用者とボランティアが年間通して協力し、畑の管理から収穫、選果などを担った。県産農産品の6次産業化を進めるクレアファーム(静岡市葵区)から技術指導など支援を受けた。
11月に収穫したオリーブ400㌔。から40㌔のオイルを生産した。商品名はイタリア語で「オリーブの泉」の意味の「FontanadioIiva」(フォンタナデオリヴァ)。1本100㍉㍑入りで3300円(税込)。330本限定で注文販売のみ。既に100本を販売した。
残りは2022年1月末に入荷予定。購入申し込みや問い合わせはユースエイド〈電055(946)6751>へ。(東部総局・高槁和乙)
【静新令和3年12月21日(火)ワイドしずおか】
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