新貨物駅の造成工事へ
高架の前段階が来月スタート
鉄道高架事業の前段階となる原地区への新貨物ターミナル造成工事が来月スタートする。
原西部地区の原新田、一本松、桃里を東西2㌔、全敷地面積11・8㌶に広がる計画の新貨物ターミナルは、今年2月に用地取得が完了したことにより、用地基盤を整えるための造成及び付帯する調整池築造工事に着手することになった。
市は「これにより事業が大きく動き出す」としている。
今回の工事は、「新貨物ターミナル造成及び調整池築造工事」で敷地造成約1・3㌶、調整池築造約1・4㌶。来年1月14日に一本松地内で着工セレモニーが開かれる予定。
このエリアでは現在、埋蔵文化財現地調査が県と市により行われているが、同年3月に終了する予定。
鉄道高架本体の事業主体は県で、市の担当部署は「今回は本体工事の前段階」ということを強調。「本体工事は、県と鉄道事業者(JR東海)が協議中」だとし、高架工事の完成は13年後というスケジュールが示されているが、変わる可能性もあると言う。
【沼朝2021年(令和3年)12月24日(金曜日)】
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