頼朝、義時ゆかりの地学ぶ
三島で観光ガイド勉強会
来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞百となる静岡、神奈川岡県はこのほど、観光ボランティアらが源頼朝や北条義時らとゆかりの深い地域資源について学ぶ「歴史・観光ガイド勉強会」を三島市民文化会館で開催した。
県の文化財担当者が当時の時代背景について説明したほか、平治の乱で敗れて伊豆の蛭ケ小島に配流された頼朝が、源氏再興に向けて旗揚げしたエピソードなどについて語った。平家が水鳥の羽音に恐れて敗走した富士川の戦いや、頼朝が弟の義経と面会した八幡神社(清水町)、義時夫妻の墓がある北條寺(伊豆の国市)など、各地に点在するゆかりの地も紹介した。
「みんなで鎌倉時代を語ろう!」と題したトークセッションも開かれ、参加者がドラマに縁が深い各地の"イチ押し"などテーマごとに話し合った。勉強会はオンラインでも配信された。来年2月には神奈川県で開催される予定。
【静新令和3年12月25日(土)朝刊】
0 件のコメント:
コメントを投稿