「しおくずばんば」がやってきた
厳寒県内沼津で海霧
強い冬型の気圧配置となった27日朝、県内上空には寒気が流れ込み、各地で今冬一番の冷え込みになった。静岡地方気象台によると、午前9時現在の最低気温は静岡市葵区井川で氷点下6・8度、御殿場市同6・6度、川根本町同5・6度など、県内19観測地点のうち妬地点で今季最低を記録した。静岡市清水区と牧之原市では12月の観測史上最低を更新した。
沼津市の江浦湾では、厳寒期の早朝に見られる海霧が出現した。湾内の暖かい海面に冷たい外気が流れ込むことによって発生する霧の一種。地元では「しおくずばんば」と呼ばれる。漁船が白い霧に浮かぶ幻想的な光景が見られた。 (東部総局・山川侑哉)
【静新令和3年12月27日(月)夕刊】
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