自民党の坂本由紀子参院議員、静岡知事選に出馬を表明
自民党の坂本由紀子参院議員(60)(静岡選挙区)は27日、静岡市の静岡県庁で記者会見し、同県の石川嘉延知事の辞職に伴う知事選(6月18日告示、7月5日投開票)に立候補すると正式に表明した。
坂本氏は、「一党一派に偏らず、大勢の支援の下で選挙を戦いたい」と述べた。無所属で立候補し、自民、公明両党に推薦を要請する方針。
坂本氏は静岡県三島市出身。1972年に労働省(現・厚生労働省)に入り、同県副知事や厚労省職業能力開発局長などを経て、04年の参院選で初当選した。
知事選では、元民主党参院議員の海野徹氏(60)も無所属での立候補を表明している。
(2009年5月27日19時43分 読売新聞)
坂本氏きょう出馬表明
次期知事選(六月十八日告示、七月五日投票)で、自民党県連が出馬要請した坂本由紀子参院議員(六〇)=静岡選挙区=は二十七日、県庁で記者会見し、正式に出馬を表明する。坂本氏は二十六日、党本部で開かれた同党の県選出国会議員会合で「新執行部のご苦労に深く感謝する。県政への強い意欲を持っている」と述べ、あらためて出馬に強い意欲を示した。
会合には党所属の本県衆参両院議員十人のうち六人が出席。県連執行部が、坂本氏の擁立に慎重だった県議五人に対し、県連幹事長名で文書注意した経緯を説明し、県連会長の斉藤斗志二衆院議員(東海比例)が「不協和音は消えた」として坂本氏の出馬の環境が整ったことを報告した。
県連の小楠和男幹事長は会合後、出馬した場合に党の推薦を上申するよう坂本氏に要請したことを記者団に明らかにした。
会合に先立ち、斉藤氏は自民党の細田博之幹事長や古賀誠選対委員長、尾辻秀久参院議員会長ら党幹部と会談。出馬に関する環境整備が整ったことをそれぞれ説明し、坂本氏出馬への「了承を得た」(斉藤氏)という。
(静新平成21年5月27日(水)朝刊)
民主県連など、回答は後日
川勝氏に出馬正式要請
次期知事選に川勝平太静岡文化芸術大学長(六〇)の擁立を目指す超党派の「夢あるしずおか創造会議」は二十六日、川勝氏と東京都内で会談し、正式に出馬要請した。民主党県連の岡本護幹事長によると、川勝氏は「しばらく時間をおいて後日、正式に返事をしたい」とし、態度は明確にしなかったという。
要請したのは創造会議を構成する民主党県連の榛葉賀津也会長をはじめ、県議会会派の平成21と民主党・無所属クラブ、連合静岡の代表者ら。約三十分間会談して要請文を手渡した。創造会議に参加している自民党の一部県議は参加しなかった。
要請後、県庁で会見した岡本幹事長は創造会議として初めて正式要請したと強調し、「県民から(知事になるよう求める)熱いコールがあると伝えた」と述べた。
川勝氏は二十一日の会見で出馬を否定した。この日の会談の中でも「大学への熱い思い」(岡本会長)を語ったという。
(静新平成21年5月27日(水)朝刊)
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