空港立ち木問題で静岡県知事が辞表提出
2009.5.19 10:34(msn産経ニュース)
定例会見で5月19日に辞表を提出する意向を示した石川嘉延知事=4月27日、県庁(田中万紀撮影)
6月4日に開港予定の静岡空港が、航空法の高さ制限を超える立ち木のため、短縮滑走路に変更を余儀なくされ開港が遅れた問題で、静岡県の石川嘉延知事(68)が19日午前、県議会議長に辞表(退職届)を提出した。地方自治法の規定で辞表提出から30日後の6月18日に失職する。
静岡空港をめぐっては、昨年9月に測量ミスで航空法の高さ制限を超える立ち木があることが判明。滑走路を当初より300メートル短い2200メートルに短縮する追加工事が行われ、開港予定も約3カ月遅れた。
立ち木は、反対派地権者の男性(49)の所有地にあり、石川知事は、辞職すれば立ち木を除去するという地権者側の要求を受け入れた。18日に立ち木の除去が最終確認されたことで、この日の辞表提出となった。
静岡空港は今秋にも、滑走路を当初計画の2500メートルに戻して完全開港する。
知事選の予定は「6月11日告示、28日投開票」か「6月18日告示、7月5日投開票」が有力とされる。
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