2007年2月19日月曜日

カラオケポリープ急増中



2007年02月19日16時59分
 カラオケの歌い過ぎで声帯の粘膜が腫れたりする「カラオケポリープ」と呼ばれる症状を訴える人が増えている。最近の流行歌は高音域の曲が多く、無理な発声をすることも影響しているようだ。喫煙や飲酒しながら「熱唱」すると症状を悪化させ、摘出手術が必要なケースもある。空気が乾燥する季節。医師会などが注意を呼び掛けている。

 大阪府医師会理事の後藤和彦医師によれば、声帯はV字形になっており、擦れ合って音を出す。歌うと日常会話より振動回数が増すため、歌い続けると声帯に負担がかかり、内出血を起こして声帯の粘膜が腫れる「ポリープ」や粘膜が硬くなる「結節」ができる。これがカラオケポリープの症状だ。

 酒や喫煙しながら歌うと、内出血や粘膜の荒れがひどくなる。初期症状は声のかすれ程度なので、風邪と勘違いする人もいるという。

2007年2月9日金曜日

サバ缶



サバ缶、バラエティー豊かに

2007年02月09日17時06分
 産地限定、こだわり製法、レトロ感――。大衆魚のサバを使った缶詰で、特徴を生かした商品が相次いで登場している。ここ2年、日本近海のサバが豊漁だったことで原料不足の心配がなくなり、水産各社は商品開発でしのぎを削る。

 日本水産は今春、昭和30年代の製法を再現し、しょうゆや砂糖など基本調味料のみを使用したサバ缶詰を発売する。外観の絵柄も当時を思い起こさせるレトロ調で、「団塊世代をターゲットにした昔懐かしい味」(同社)だ。日本ハムグループの宝幸は、青森県八戸の港に水揚げされた1匹500グラム以上の大型魚のみを使用したサバ缶詰を投入。極洋は、瀬戸内海産の塩でじっくりと焼き上げた国産のサバを缶に封じ込めた。(時事)