2024年2月21日水曜日

240221雑古庵ヘボ狂歌「五人衆」as

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荻生昌平点描の世界展「水のたわむれ」 ギャラリーほさか 2024年3月28日(木)~4月2日(火)案内

 






240221雑古庵ヘボ狂歌「鬼親」as

沼津に係留スカンジナビアの軌跡取材 伊藤さん(信州大学名誉教授)ら研究誌に寄稿 【静新令和6年2月21日(水)朝刊】

  


  沼津に係留スカンジナビアの軌跡取材

伊藤さん(信州大学名誉教授)ら研究誌に寄稿

 「船の記憶継承の契機に」



 沼津市沖の海上でホテルやレストランとして使われていた豪華客船「スカンジナビア」の軌跡を、信州大名誉教授の伊藤稔さん(78)=同市=らが記事にまとめ、研究者らでつくる海事技術史研究会(東京都)の会誌に寄稿した。伊藤さんは「世界中の人に愛された船の記憶継承を考えるきっかけになれば」と話す。

 記事などによると、「ステラポラリス(北極星)」号としてスウェーデンで建造され、1926年に進水。35年間ほど世界中を航海して「七つの海の白い女王」とたたえられた。沼津に移り、伊豆箱根鉄道が70年から2005年までホテルなどとして営業した。伊藤さんは関係者への取材や資料を基に記事を執筆し、写真とともに掲載された。

 沼津に移る経緯と、それ以降の歩みを整理した文献は珍しいという。先に移設候補地となった大阪湾や三浦半島(神奈川県)は地元の反対などで頓挫した一方、沼津での地元関係者との折衝はわずか数カ月で決着したと紹介した。

 伊藤さんは沼津市戸田地区で江戸時代に造船された洋式船舶「ヘダ号」について調査している。その過程でスカンジナビア資料館館長の前島希久也さん(84)と知り合い、共同で執筆した。

 前島さんは「スカンジナビア号を知る人は減っている。記憶や資料を継承する組織をつくりたい」と意欲を示す。

 (東部総局・矢嶋宏行)

 

 西浦のカフェで 思い出を語ろう 24日、講演会

 沼津市西浦木負のカフェ「海のステージ」は24日午後2時から、スカンジナビアの「ぬまづの宝100選」選定記念講演会を同店で開く。伊藤さんが講演する。参加無料。

 講演後は親睦会(飲み物とケーキ付きで千円)を行い、スカンジナビアについて語り合う。同店オーナーの前島さんは「思い出話がある方は集まってほしい」と呼びかけ

る。

 申し込み、問い合わせは同店〈電055(946)2801〉へ。
【静新令和6221日(水)朝刊】


スカンジナビア号の軌跡

 24日 、新100選選定で記念講演会

 西浦木負のカフェ&ランチ海のステージは、昨年7月に市が新たに選定した「ぬまづの宝100選」にスカンジナビア号が選ばれたことを記念し、「若い人にも世界的に貴重な海事遺産だったスカンジナビア号のことを知つてほしい」と、記念講演会を24日午後2(1時半開場)から同所で開く。

 スカンジナビア号は、クルーズ客船「ステラ・ポラリス」として1926年にスウェーデンで建造され、ナチスドイツ軍に接収されるなど紆余曲折を経て、70年に日本企業が購入して木負に係留された。

 フローティングホテル・スカンジナビア、後にフローティングレストラン・スカンジナビアとして親しまれたが、2006年にスウェーデンの企業への売却が決まり、同年831日に木負を出航後ハ92日、和歌山県沖で沈没した。

 同店では、スカンジナビア号の存在を伝えるため店内一角に資料館を開設。出航前に譲り受けた船内備品をはじめ、係留当時の写真や模型などを展示している。

 講演では、信州大学の伊藤稔名誉教授が「スカンジナビア号の軌跡とフネ遺産について」をテーマに話した後、3時から親睦会を開いて思い出を語り合う。

 定員は先着30人。一親睦会はドリンクとケーキ付で参加費1000円。参加者に記念品を進呈する。

 申し込みと問い合わせは専用フォーム

(QRコード)、または同店(電話946-2801)

【沼朝令和6218日(日)号】



2024年2月20日火曜日

240219ニューライフツチヤ閉店セールas

沼津城「再現」匂坂信吾 【沼朝令和6年2月20日(火)言いたいほうだい】

 



 沼津城「再現」匂坂信吾

 昨年十一月十七日から三日間、沼津に城があったころ再現実行委員会による旧沼津城大手櫓門のパネル展示が大手町の中央公園を会場に実施されました。

 そこで使用したパネルは今年一月八日から一週間、千本プラザ地下ホールで平面展示し、一階から見下ろして鑑賞することができるような演出を行ったところ、見学者からは好評でした。

 千本プラザの会場では、実行委員会を構成する沼工同窓会の一員で、伊豆市在住の磯守(いそまもる)さん製作による「沼津城二重櫓」の模型が新たに展示されました。木製の箱入りで、令和四年に、実施した二重櫓のパネル展示を見て製作意欲が湧いたとのこと。

 この模型は現在、城岡神社隣の大手町会館一階ロビーに展示されており、希望者は見学することができます。

 沼工同窓会と共に実行委員会を構成する沼津郷土史研究談話会(略称・沼津史談会)の会員からは、磯さんに続いて沼津城全体の模型製作が必要との声があり、今後実現の方向で検討していくことになっています。

 さて、二月二十五日()午後一時半から市立図書館四階第一・二講座室において第十一回「歴史と文化のまちづくり塾」を開催します。講師は昨年九月の第六回に続いて清泉女子大学の福留真紀准教授で、テーマは「名門水野家の復活②水野忠成(ただあきら)の時代」です。

 十二月の講座では講師の水野忠尚氏から、初代沼津藩主水野忠友と二代・忠成が幕閣として関わった通貨政策が当時の大英帝国と並び、江戸の金本位制を実現して貨幣経済を発展させ、浮世絵や歌舞伎など庶民による化政文化の拡充につながったという指摘がありました。

 今回は福留講師が忠成を、どのように評価されるか、興味深いところです。 資料代は無料で、申し込みも不要です。皆様、奮ってご参加ください。(沼津史談会会長、小諏訪)

【沼朝令和6220日(火)言いたいほうだい】




原えつお四文字ひめくりカレンダー令和6年「令和6年2月20日(火)大安 二十八宿:室」「一言居士」旧歴1月11日

 



2024年2月16日金曜日

240216雑古庵ヘボ狂歌「元気はつらつ看護婦さん」as

高架後の沼津駅舎基本計画策定着手 24年度から 【静新令和6年2月16日(金)朝刊】

 

高架後の沼津駅舎基本計画策定着手 24年度から

 沼津市は2024年度、鉄道高架化後のJR沼津駅新駅舎の基本計画策定に着手する。駅舎のデザインや、南北通路など歩行者の動線について方向性を示す。約2年をかけて策定し、JR東海が26年度から行う駅舎の詳細設計につなげる。市議会沼津駅鐵道高架とまちづくり特別委員会などで報告した。

 高架化後の駅舎については、駅周辺の人の流れや利用実態、市民ニーズも踏まえ、市が駅舎のデザインや公共的な通路などの基本的な計画を担当する。具体的な駅舎内の施設配置計画などについては、JR東海が実施し、両者が調整して事業を進める。

 市は24年度に具体的な策定方法を検討し、26年度中の策定を目指す。

【静新令和6216日(金)朝刊】

沼津仲見世の名物店 「ニューライフ ツチヤ」閉店セール

 



原えつお四文字ひめくりカレンダー令和6年「令和6年2月16日(金)先勝 二十八宿:牛」「気宇壮大」旧歴1月7日

 




2024年2月11日日曜日

240210香貫・我入道・善太夫・大平の江戸時代の生活と私たち⑤as

240210横浜市歴史博物館・横浜にぎわい座をたずねてas

訃報 林茂樹師(はやし・しげき=千本山乗運寺住職)は5日、死去した。85歳。

 



林茂樹師(はやし・しげき=千本山乗運寺住職)5日、死去した。85歳。自宅は幸町110

 通夜が12日午後6時から、密葬儀が13日午前10時から、いずれも同寺本堂で行われ、13日午前11時半出棺。本葬儀は326日午後1時から同寺本堂で。遣弟(ゆいてい=喪主)は長男宏樹師。 なお、一般弔問者の焼香について、あす11日午前9時から午後4時まで受付が用意される。

 林師は東京大卒・同大学院博士課程満期退学。増誉上人開山開基の浄土宗乗運寺28世。

 沼津牧水会理事長、ルンビニ幼稚園理事長・同園園長、沼津倶楽部理事長など現職のほか、三島学園理事長などを歴任。県教育委員(委員長)をはじめ各種審議会委員を務めた。藍綬褒章、旭日雙光章を受章。

 沼津市若山牧水記念館開設に尽力。開館後は節目の企画展に力を注ぎ、関連の書籍発刊に努めた。 また、毎年10月の沼津牧水祭短歌大会と碑前祭・芝酒盛や雛の歌会、短歌教室の開催などを通じて短詩型文学の振興に寄与した。

【沼朝令和6年2月10日号】

 称茂樹氏(はやし・しけき"元県教育委員長馬千本山乗運寺住職n)5日、沼津市幸町110の自宅で死去、85歳。沼津市出身。通夜と告別式は近親者のみで行い、一般弔問を11日午前9時から午後4時まで自宅で受け付ける。本葬儀は326日午後1時から沼津市本字出口町335の乗運寺で。喪主は長男宏樹(ひろき)氏。

 県教育委員長を2度(1989~90、93~94年)務めたほか、ルンビニ幼稚園理事長、沼津牧水会理事長、三島学園理事長なども歴任じだ。

【静新令和6年2月10日朝刊】


原えつお四文字ひめくりカレンダー令和6年「令和6年2月11日(月)友引 建国記念日」「一石二鳥」旧歴1月2日

 



2024年2月7日水曜日

240207雑古庵雜句4作品合体版as

沼津市 民間の再開発支援強化  24年度予算案 関連費計上 【静新令和6年2月7日(水)朝刊】

 


 沼津市 民間の再開発支援強化

 24年度予算案 関連費計上

駅周辺事業費も大幅増



 沼津市は2024年度、中心市街地で複数の民間主導による再開発が始動したことを受け、支援を強化する。一般会計当初予算案で、大手町の事業に初めて関連経費を計上した。連動する沼津駅周辺の整備に向けた事業費も大幅に増やし、まちづくりを本格化させる。

 駅南の「大手町五丁巨第一地区」で進む事業に対し、1800万円を盛り込んだ。仲見世と大手町の両商店街の再生へ、準備組合は市に複合施設の建設などを示した都市計画提案書を提出済み。関係者によると、新たな建物は30階前後の県東部最大規模となる方向で検討が進む。30年度完成に向け、市は対応を急ぐ。

 同じ駅南のアーケード名店街(町方町)の再開発は地元組合により9月ごろから建物を解体するため、市は144千万円を計上し後押しずる。地元は事業後も歴史的景観を維持することとなり、取り組みへの支援も担うという。地下1階、地上10建ての建物は27年8月に完成予定。 駅南ではこのほかにも地元による複数の再開発構想があり、市は進み具合を注視する。

 駅周辺整備費は前年度比188千万円増の525300万円とし、この10年間では最高。駅北の総合コンベンション施設「プラサヴェルデ」(大手町)整備の最終年となった12年度の687100万円に次ぐ規模となった。新貨物ターミナル本体工事に続いて24年度内に新車両基地の工事が始まることや、区画整理に伴う道路整備などを想定する。

(東部総局・高橋和之)

【静新令和627日(水)朝刊】