2020年5月23日土曜日

東都大沼津新キャンパス計画   廃業ホテル活用へ(ホテル沼津キャッスル)


東都大沼津新キャンパス計画
廃業ホテル活用へ
 沼津市内に4年制の看護系学科の開設を計画している東都入(本部・埼玉県深谷市)を運営する学校法人青淵学園が、キャンパスとして、4月末で閉館したホテル沼津キャッスル(同市日の出町)の活用を検討していることが22日までの関係者への取材で分かった。
 同大は深谷市と千葉市にもキャンパスがある医療系大学。当初は沼津市宮本の宿泊施設「ニューウェルサンビア沼津」の活用を検討していたが、土地や建物の取得を巡り折り合いがつかず、3月末に断念したとみられる。その後、ホテル沼津キヤッスルが候補地に浮上した。4月下旬には同法人の幹部が市役所を訪れ、同ホデルへの大学設置の方針を伝えた。
 同大は大学設置について「答えられない」としている。
 2021年度の開学を目指す方針は変わらないとみられ、文部科学省への設置甲請を行い、認可されれば同市唯一の大学となる。看護学科は4年制で定員は1学年100人ほど。現在、同ホテル内に開学準備室を設けて、設置申請に必要な運動施設の確保などを進めている。
 同ホテルは1983年、JR沼津駅北口から徒歩約10分の市街地に同市初のシティホテルとして開業。婚礼事業の減少に加え、新型コロナウイルス感染拡大で宿泊キャンセルが相次ぎ廃業した。客室87室のほか、大宴会場や会議室、レストランなどを備える。
 また、ニューウェルサンピア沼津は6月に閉館する予定だったが、大学設置がなくなったことで営業の継続が決まった。
【静新令和2年5月22日夕刊】

2020年5月20日水曜日

地域の歴史、特色記念誌に  沼津・千本常盤町自治会


 町内誌『千本常盤町のあゆみ』
子どもから大人まで町内挙げて製作

 千本常盤町自治会(池田嘉郎会長)は、町内誌『千本常盤町のあゆみ』(A4117ページ)=写真=を3月に刊行。今月10日から同自治会内365世帯に配布した。
 同町が誕生して80周年の年に向けて製作の話はあったが実現せず、82年となる昨年度、自治会内の子どもから大人までの総掛かりで取り組み、完成にこぎつけた。
 昭和12年の区画整理で観音川を挟んで東側の常盤町と西側の千本常盤町という2つの町が誕生した。「常盤」とは永久不変を意味し町の発展を願ったもの。
 町内誌は歴史編と現代編に分かれ、歴史編では1万年前からの千本松原の成り立ちから始まっている。
 かつて町内に居住したことのある104歳の矢田保久さん(上土町)も寄稿している。
 また、20164月に町内の小学5年生から中学3年生までが参加した千本常盤町文学碑探検ツアーの内容を掲載。
 町内にある文学碑などを巡り、文学碑について調べたことを掲載。文学碑以外にも子ども達が疑問に思ったことがあれば、それについて大人達が調べ回答する内容も載せている。
 現代編では、防災部、祭り事業部、千本常盤会(老人部)、婦人部など自治会内の部ごとの活動を紹介。
 現在の活動を記すことで地域コミュニティの絆を作るのも町内誌の目的の1つで、「住民同士の絆を作るには言葉だけでなく記録を残すことが大切だ」と取り組んだという。
 この町内誌は4月の総会時に配る予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けてできず、今月となった。
 住民からは「もう少し早ければ休校中の子ども達に大人が読み聞かせることができた」などの声があったという。
【沼朝令和2520日(水)号】







地域の歴史、特色記念誌に
  沼津・千本常盤町自治会
 「郷土愛抱くきっかけに」
 沼津市の千本常盤町自治会(池田嘉郎会長)はこのほど、地域の歴史や特色を伝える記念誌「千本常盤町のあゆみーここで生きていく。」を発刊した。
 1937年に区画整理で常盤町と千本常盤町となり、二つが一緒になって同自治会の活動が始まったという。自治会誕生から80年余が経過し、歴史を継承するとともに住民同士が知り合い、住みよい地域づくりにつなげようと制作を企画した。
 記念誌はA4117㌻で2部構成。歴史編は町名の由来や千本松原の成り立ちなどを写真を使って紹介し、「町内のむかしばなし」として地域の歴史を語ってもらった。自治会の活動編は、体育や環境、防災など事業部ごとに取り組みをまとめた。全約400世帯に配布し、市立図書館などに寄贈する。
 編集長の小柴清さん(87)は「自分が住むまちに誇りを持ち、郷土愛を抱くきっかけにしてほしい」と語る。池田会長は「転入者への教本になる1冊。崩れつつある自治会コミュニティーの絆を強める機会にしていく」と話した。
(東部総局・杉山武博)
【静新令和2(2020)514(木曜日)

2020年5月16日土曜日

医療関係者に感謝 ナイチンゲールポスター掲示 沼津信金


医療関係者に感謝
ナイチンゲールポスター掲示 沼津信金
 沼津信用金庫はこのほど、新型コロナウイルスの感染防止や治療などに従事する医療関係者らに感謝の気持ちを伝えるため、「ナイチンゲール生誕200年」のポスターの掲示を沼津市など7市町にある本支店など30カ所で始めた。看護週間に合わせた取り組みで31日まで掲示する。
 ポスターはB2判で100枚用意。ナイチンゲールや看護師らの写真とともに「私たちは医療・介護・福祉にかかわる方々を応援しています」とメッセージが書かれている。店舗の内外に掲示し、来店者らに伝えている。
 担当者は「最前線で働く医療従事者を支援する思いを地域全体で共有していきたい。地域の信用金庫として地域医療を支える人たちを応援したい」と話している。
【静新令和2(2020)514(木曜日)

医療従事者へ感謝の気持ち込め
沼津信金がナイチンゲールポスターを全店に
 
沼津信用金庫(紅野正裕理事長)は医療従事者へ感謝の気持ちを込め、「ナイチンゲール生誕200年」ポスターを31日まで同信金全29店舗と上土町の沼津トラストビルに掲出している。
 ポスターは、近代看護の基礎を築いたとされるフローレンス・ナイチンゲール生誕200周年(誕生日は512)を祝うため日本看護協会が用意したデザインを使用し、同信金の名前を入れた。
 新型コロナウイルス感染症が世界にまん延する中、医療従事者達が脅威にさらされながら仕事をしており、そうした医療従事者に感謝の気持ちを伝える方法を模索する中で考えた。
 感染症指定医療機関の裾野赤十字病院がある裾野市の同信金裾野中央支店では、屋外にある大型電子看板にもポスターの内容を掲示し、医療従事者へ感謝の気持ちを伝えている。

【沼朝令和2516日(土)号】






2020年5月12日火曜日

200512千本公園平小池のオタマジャクシ観察動画

200512荻生昌平水彩画展

モンミュゼでは急きょ水彩画展


公共施設の休業を段階的に解除
 モンミュゼでは急きょ水彩画展
モンミュゼでは、8日の開館が決まったことを受け、急きょ企画展の準備を開始。5月に開催予定だった企画展は既に中止が決まっていたため、荻生昌平副館長が水彩画48点を自宅から持ち込み、水彩画展を17日まで1階と2階で開いている。

 荻生副館長は12歳で絵を描き始め、高校1年の時に第1回市美術展で市長賞を受賞。薬科大を卒業して薬剤師として家業を継ぐ一方、画家に師事して創作活動を続け、県立美術館や東京京橋のギャラリーを中心に個展を開いている。
 2000年にNPO法人沼津文化協会を立ち上げて代表を務め、同協会がモンミュゼの指定管理を受託。中学時代からプロに学んだヴァイオリンの腕を生かして教室を開き、教え子と共に同美術館でも演奏を披露する。
 同展では、国際的版画家の山口源に学び60年前に制作したモノクロ版画や、ボスターの原画に採用されたデッサンなど古いものから、岩や渓流など水辺の風景を描いた具象画、ここ20年程取り組む「水」をテーマにした抽象的な作品までを出展。
 ヴァイオリンのコンサートなどで贈られることが多いというランを描いた作品も多く、きれいに咲いた花が枯れて散るまでの姿を1つの画面で構成し、沼津文芸の表紙を飾ったものもある。
 「水」がテーマの作品は、以前には川面に映る風景をストライプ状に表現した作品が多かったが、最近は「水には色も形もない。外側の色や形を借りて表現されている」ことを突き詰めた作品となっている。
 新作では色のみを使い、画面いっぱいに水を点で表現したものもあり、「見る人に自由に感じてもらえたら」と話している。
 開場時間は午前10時から午後5時。月曜日休館。入館料200(市内の小中学生は無料)
 問い合わせは同美術館(電話952-8711)
【沼朝令和2510日(日)号】





200511ぬましんSG「山内和則洋画展」②

2020年5月10日日曜日

200510アーカイブスシリーズ「香貫地区の道の移り変わり」PPT資料動画

200510武漢ウイルス対応張り紙弾外版

東洋経済<2020年5月16日号>に沼津市の事が。


東洋経済<2020516日号> 静岡県沼津市は伊豆半島の付け根にある人口約194000人の街である。沼津は江戸時代、駿河国・沼津城の城下町であったが、東海道の宿場があったこと、伊豆への入り口に位置したこと、また良好な港である沼津港を擁したことなどから、城下町としてよりも交通の要衝かつ商業の街としての色合いの濃い街だった。