2011年3月21日月曜日

3.11大津波


「波の壁」撮影
 福島・南相馬の男性
 「巨大な波の壁が迫ってきた。覚悟を決めてシャッターを切った」ー。
 福島県南相馬市小高区の自然環境調査員富沢貞嗣さん(35)が20日、大津波が押し寄せる瞬間の生々しい様子を語った。
 11日の地震発生直後、富沢さんは海岸から数百㍍離れた高台の自宅で津波を目撃。第1波、2波はそれほど大きくなかったが、「ドン」と音を立てて近づいてきた3波は、白い波しぶきを巻き上げながら、一気に押し寄せたという。「巨大な波を見たとき、『死ぬんだ』と感じた。自分がいなくなっても、この瞬間を残さなければと思った」と振り返る。
 津波は目の前にあるすべてをのみ込んだ。「さっきまであった街並みが更地になっていた。スピード、威力は計り知れない」と語る。
(静新平成23年3月21日)

2011年3月16日水曜日

沼津市人事異動

 沼津市異動
 企画部長に内村氏
 新設の危機管理監は井原氏
 沼津市は15日、4月1日付の人事異動を内示した。異動規模は674人で、昨年より約100人少ない。部長級の退職者は9人。
 企画部長には内村博隆都市計画部長、市長直轄の新設ポストである同部危機管理監には井原三千雄企画部長兼参事監を充てる。行革などを手掛ける同部特命担当参事監には、企画部門の経験が長い高橋強財務部参事監を起用した。内村部長の後任には加藤久佳計画課長、水道部長には伊沢康行水道総務課長、生活環境部長には関政美図書館長がそれぞれ登用される。
 今井章市立病院事務局長は経営企画室長との兼務を解消する。監査委員事務局長には杉山一男企画部参事兼地域自治課長が就く。
 【部長級】企画部長(都市計画部長)内村博隆▽企画部危機管理監(企画部長兼参事監=危機管理担当)井原三千雄▽企画部参事監=特命担当(財務部参事監=公会計担当)高橋強▽市立病院事務局長(市立病院事務局長兼経営企画室長)今井章▽生活環境部長(図書館長)関政美▽都市計画部長(都市計画部計画課長)加藤久佳▽水道部長(水道部水道総務課長)伊沢康行▽監査委員事務局長(企画部参事兼地域自治課長)杉山一男
(静新平成23年3月16日朝刊)