2018年5月29日火曜日

第12回スケッチ会作品発表会


12回スケッチ会作品発表会
621日(木)~27日(水)
静銀アゴラ8階ギャラリー「四季」
沼津市大手町4-3-45電話055-952-3401
「楽しければそれでいい!」が合言葉で始まった
スケッチ会も今年で12年を迎えました。
まだまだ道半ばですが、
気持ちも新たに、日頃の成果を発表いたします。
皆様のこ来場をお待ちしています。



2018年5月26日土曜日

駿河湾フェリー赤字脱却できず撤退




駿河湾フェリー赤字脱却できず撤退
DC、五輪控え 観光に「痛手」県など存続探る声も
 20193月末での撤退が25日発表された駿河湾フェリー。清水港(静岡市清水区)と土肥港(伊豆市)を結ぶ重要な観光ルートの役割を担ってきたが、赤字続きの経営体質から脱却できず、16年間の歴史に幕を下ろすことになった。19年春の大型観光企画デスティネーションキャンペーン(DC)20年東京五輪を控えたタイミングでの決断に、観光関係者は落胆。海上県道に認定するなど事業を後押ししてきた県や地元行政からは、航路維持の可能性を探る言葉も聞かれた。
 「足元の厳しい業績を踏まえると、苦渋の選択をせざるを得なかった」。運営会社エスパルスドリームフェリーの鈴木洋一社長は無念さを隠さなかった。
 同社によると、県道223号線の認定や富士山世界遺産登録の効果で1314年は旅客数が伸びたものの、一方で燃料費の増大に足を引っ張られた。その後は原油価格が落ち着いたが、伊豆縦貫道など道路整備の進展もあって旅客数の減少に歯止めがかからず、直近は燃料費の再上昇が経営を圧迫していた。
 DCに向けて今月1517日に県内で開かれた全国宣伝販売促進会議では、同フェリーを紹介した観光素材集が配布されたばかり。県観光協会の橋本勝弘専務理事は「訪日客にもアピールできるルートだけに残念」と吐露。伊豆市観光協会土肥支部の後藤一之支部長は「土肥への交通手段が一つ失われるのは、誘客面で大きな痛手。伊豆半島ジオパークが世界認定され、東京五輪も控えている。何とか航路を継続してもらいたい」と語った。
 静岡市の田辺信宏市長は航路の存続に関して「行政としてどんなことができるか議論を始めたい」と説明し、財政的な支援も「一つの検討材料だ」と述べた。伊豆市の菊地豊市長は「県や周辺自治体と対応を検討したい」とコメントした。
 県庁で取材に応じた川勝平太知事は「追い風が吹いている中だけにつらい」と述べた。同時に「何とか継続する方向で考えたい」と強調し、早急に対応を図る考えを示した。県は県道認定の扱いも関係部局で協議する。
【静新平成30526()朝刊】

2018年5月12日土曜日

改ざん知りながら融資 スルガ銀行


改ざん知りながら融資
 スルガ銀シェアハウス審査書類
 女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」
を手掛けた不動産会社スマートデイズ(東京)が経営破綻し、約束された賃借料を得られない物件所有者が購入時の借金返済に窮している問題で、多くの物件所有者に融資したスルガ銀行の複数の社員が、審査書類の改ざんを知りながら融資を実行していたことが、11日までの社内調査で分かつた。
 同行に立ち入り検査中の金融庁も事情を把握し、誰が主導していたかや、不正を認識していた行員の数や背景などを調べる見通し。行政処分も検討する。物件所有者が提出した書類には、預金残高などが改ざんされていた事案があることが判明している。同行は弁護士ら社外有識者を加えた社内の「危機管理委員会」で、所有者との交渉を続けているが、これとは別に4月、社内で融資業務を行う社員らを対象にアンケートを行ったという。
 同行の担当者は「社内調査を踏まえ、今後の対応策を検討する。中立的な立場の方を集めた第三者委員会の設置も選択肢の一つ」と述べた。危機管理委員会の調査については15日に予定する20183月期決算発表の際に何らかの報告を行うとみられる。
 物件所有者の弁護団は22日にも、同行を有印私文書偽造の疑いで刑事告発する方針。
【静新平成30512()朝刊】