2009年8月9日日曜日

 静岡1区 渡辺新党が候補擁立


 静岡1区に佐藤氏を擁立
 新党「みんなの党」は8日、衆院選の静岡1区から、群馬県出身の会社員佐藤剛氏(36)=静岡市葵区梅屋町=を公認候補として擁立すると発表した。比例東海ブロックにも重複立候補する方針。
 佐藤氏は結党会見の後、記者団に対し「少子化対策を重点に訴えたい」などと抱負を述べた。
 静岡1区からは、自民前職の上川陽子(56)、民主元職の牧野聖修(64)、共産新人の池野元章(49)の3氏のほか、幸福実現党から新人の中野雄太氏(35)が立候補を予定している。
(静新平成21年8月9日朝刊)

 静岡1区 渡辺新党が候補擁立
 4陣営、冷静対応
 渡辺喜美元行政改革担当相が新党を結成し、静岡1区での公認候補擁立を発表した8日、1区で出馬を予定する4陣営は新たな"対抗馬"の出現を冷静に受け止め、10日後に迫った公示に向けて、精力的に活動を展開した。
 「誰が出てきても厳しい状況は同じ。政局をめぐっていろいろな動きがあるだろうが、右往左往せず、自分のスタイルを貫く」。自民前職の上川陽子氏(56)は保育関係者との会合後、新党結成の知らせに気持ちを引き締めた。
 民主元職の牧野聖修氏(64)の陣営幹部は「渡辺新党からの候補者擁立は予想できた事態」と淡々と受け止める。その上で、「政権交代の流れは変わらない。気を抜くことなく選挙戦の準備を進めるだけだ」と語気を強めた。
 共産新人の池野元章氏(49)は静岡市で市田忠義党書記局長を迎えた街頭演説会を開催。気勢を上げた後、「自公政権を変えようという訴えを続けるだけ。新党が何を訴えるのか聞いた上で対応する」と語った。
 幸福実現党の新人、中野雄太氏(35)は「厳しい戦いになるが、いかに国民生活を豊かにできるか政策で競いたい」と述べた。
(静新平成21年8月9日朝刊)

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