2014年9月18日木曜日

県:沼津高架関連で調査費

沼津高架関連で調査費
 知事表明の原地区立体横断施設
 県はJR沼津駅付近鉄道高架事業に関連し、沼津原地区での東海道線をまたぐ歩行者用立体横断施設の設置に向けた調査・検討を開始する。18日に発表した9月補正予算案に、調査費200万円を計上した。
 原地区は、鉄道高架事業の現計画で、沼津駅にある貨物駅機能の移転先とされている。現状でも東海道線によって南北が分断され、往来が妨げられているとして、川勝平太知事が貨物駅移転の有無にかかわらず立体横断施設を優先設置することを表明していた。
設置を検討する横断施設は、平時は富士山が見える展望台、災害時などには避難施設としての機能を持たせる方針。ただ、設置場所などの詳細は未定で、実現には地域やJR東海などとの協議も必要になる。このため、必要な施設の規模や位置、構造などを検討し、概算工事費 を算出する。
 県は既に、沼津駅北口の総合コンベンション施設「プラサ・ヴェルデ」を設計した建築家長谷川逸子民のデザインによる立体横断施設のイメージを地元住民に示している。

(静新平成26918日夕刊)

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