2020年2月26日水曜日

命のビザ80年で特別展


命のビザ80年で特別展
 
2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人を「命のビザ」で救った外交官杉原千畝のビザ発給から今年で80年となるのを記念し、リトアニアの首都ビリニュスの国会で20日、功績をたたえる特別展が始まり、杉原の四男伸生さん(71)=ベルギー在住=がスピーチした。
 伸生さんは議員のほか、日本やイスラエルなど約15力国の大使を前にしたスピーチで、なぜ外務省の指示に反してビザを出したのかと約50年前に尋ねた際に、杉原が「だってかわいそうだもの。彼らにはどこにも行き場がないんだ」と短く答えたエピソードを紹介。
 国会の特別展は2週間開かれ、伸生さんが所持している杉原関連の写真計50点を展示=写真=。特別展終了後に写真はリトアニア国内の各地の学校を回り展示される予定という。
 (ビリニュス共同)
(静岡新聞令和22月記事)

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