2024年2月20日火曜日

沼津城「再現」匂坂信吾 【沼朝令和6年2月20日(火)言いたいほうだい】

 



 沼津城「再現」匂坂信吾

 昨年十一月十七日から三日間、沼津に城があったころ再現実行委員会による旧沼津城大手櫓門のパネル展示が大手町の中央公園を会場に実施されました。

 そこで使用したパネルは今年一月八日から一週間、千本プラザ地下ホールで平面展示し、一階から見下ろして鑑賞することができるような演出を行ったところ、見学者からは好評でした。

 千本プラザの会場では、実行委員会を構成する沼工同窓会の一員で、伊豆市在住の磯守(いそまもる)さん製作による「沼津城二重櫓」の模型が新たに展示されました。木製の箱入りで、令和四年に、実施した二重櫓のパネル展示を見て製作意欲が湧いたとのこと。

 この模型は現在、城岡神社隣の大手町会館一階ロビーに展示されており、希望者は見学することができます。

 沼工同窓会と共に実行委員会を構成する沼津郷土史研究談話会(略称・沼津史談会)の会員からは、磯さんに続いて沼津城全体の模型製作が必要との声があり、今後実現の方向で検討していくことになっています。

 さて、二月二十五日()午後一時半から市立図書館四階第一・二講座室において第十一回「歴史と文化のまちづくり塾」を開催します。講師は昨年九月の第六回に続いて清泉女子大学の福留真紀准教授で、テーマは「名門水野家の復活②水野忠成(ただあきら)の時代」です。

 十二月の講座では講師の水野忠尚氏から、初代沼津藩主水野忠友と二代・忠成が幕閣として関わった通貨政策が当時の大英帝国と並び、江戸の金本位制を実現して貨幣経済を発展させ、浮世絵や歌舞伎など庶民による化政文化の拡充につながったという指摘がありました。

 今回は福留講師が忠成を、どのように評価されるか、興味深いところです。 資料代は無料で、申し込みも不要です。皆様、奮ってご参加ください。(沼津史談会会長、小諏訪)

【沼朝令和6220日(火)言いたいほうだい】




1 件のコメント:

沼津のヨシムラ さんのコメント...

こんにちは!吉邨と申します。

昨日(2/20)に大手町の役員会に行った折にこの模型を拝見しました。
増えて行くと良いですね。
2/25も参加したいです。特別な用事が無い限りは行きたいです。