2013年11月23日土曜日

沼津駅高架化 事業方向性早急に

 沼津駅高架化 事業方向性早急に
 市議会特別委 知事に要望へ
 沼津市議会の沼津駅鉄道高架事業推進特別委員会は22日、高架化実現に向けて事業の方向性を早期に決めるよう川勝平太知事に要望していくことをあらためて確認した。
 JR沼津駅付近鉄道高架事業をめぐっては、県が行った住民参加型の合意形成作業パブリックインボルブメント(PI)で、四つの代替案が示された。川勝知事は、21日の栗原裕康沼津市長との会談後、県と市が連携してJR貨物とも協議しながら、案を一つにまとめていく方針を示した。ただ、事業の方向付けをする時期については明言しなかった。
 浅原和美委員長は「(高架化に不可欠となる)貨物駅の移転用地取得の問題は重要な課題」と述べた上で、「高架化を前提にした区画整理事業が進まないために、生活設計が成り立たない市民が多いことも念頭に、事業を進めてほしい」と訴えた。

 産業振興策などの11項目市長に要望 公明党沼津市議団
 公明党沼津市議団(城内務代表)は22日、同市の2014年度予算編成に向けた要望書を栗原裕康市長に提出した。
 県の第4次地震津波被害想定を踏まえた災害対策や、少子高齢社会に対応した福祉のまちづくりなど11の重点項目を掲げた。
 このうち市内産業の振興策については、「中心市街地活性化および商店街の活性化に関する条例」の制定や、来夏全面開業するプラサヴェルデを活用したMICE(マイス=集客交流イベントの総称)の促進などを求めた。
《静新平成25年11月23日(土)朝刊》

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