2015年6月23日火曜日

「高尾山古墳」市議15人視察 陳情書提出受け

「高尾山古墳」市議15人視察 陳情書提出受け
 沼津市の都市計画道路の建設予定地にある「高尾山古墳」(同市東熊堂)の墳丘などを市が取り壊す方針を固めたのに対して、市内の3市民団体が議長に古墳存続を求める陳情書を提出したことを受け、市議15人が22日、古墳を視察した。

 陳情に関連する市議会文教消防委員会、建設水道委員会の委員らが現場に足を運び、市の担当職員から道路建設の進捗(しんちょく)状況や、発掘の経緯について説明を受けた。
 市は開会中の6月定例会に、本年度の発掘調査費として5100万円を盛り込んだ一般会計補正予算を提出している。
 文教消防委の梶泰久委員長は「古墳の価値を再認識した。計画を再検討できるか、議員間で意見を出し合いたい」と話した。

(静新平成27623日号)

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