2019年4月12日金曜日

4月13日14日浜の観音さん「春まつり」


時宗 稲久山長谷寺「浜の観音さん」
駿河一国観音霊場三十一番礼所
 駿豆両国(横道)観音霊場十三番礼所
 東海道百地蔵尊第九十五番礼所
長谷寺は弘法大師様の全国巡錫中、天長二年(八二五)に沼津に逗留された際、漁師たちが信仰していた「十一面福聚自在天観世音菩薩」(じゅういちめんふくじゅじざいてんかんぜおんぼさつ)様を御堂に安置したことに始まります。また例祭である百三十反観音大曼陀羅(はやくさんじゅうたんかんのんだいまんだら)ご開帳(春まつり)の歴史も古く、寛永八年(一六三一)に小松周防守(すおうのかみ)が曼陀羅を寄進した記録が残っています。この観音大曼陀羅は、千石船の帆などに、十一面観音菩薩様のお姿を写し、航海の安全を祈願し、海で亡くなられた方を弔う為に奉納されたものです。当寺院では、例祭にあわせて、観音霊場の地であるこの場所で、大曼陀羅を開帳し観音様への祈念をしていきます。合掌

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