2019年7月30日火曜日

7万人の観覧者が沿道を埋める ディズニーパレードに人の波


7万人の観覧者が沿道を埋める
ディズニーパレードに人の波

 沼津夏まつりは台風の発生と接近に伴い、27日は全ての行事が中止となり、同日分の狩野川花火大会は29日に延期となったが、28日は終日、予定通りに行われ、中心市街地は祭り一色に染まった。
 改元後、初開催の夏まつりを市民の記憶に残る特別なものにしようと企画された「新元号記念パレード」は、旧国道1(県道三島富士線)三園橋交差点から、のぼりみち通り交差点までを全面通行止めにした11㌔の区間で実施。パレード開始の5時半を前に4時頃から、沿道には場所取りをする観覧者が集まり始め、開始時刻までに道路両側は人で埋まり、市の発表で約7万人が観覧した。
 パレードは市立高中等部バトン部の生徒が先頭を歩き、市内出身の元レースクイーンで女優、第26期燦々ぬまづ大使を務める浴衣姿の藤木田貴さんと、ぬまづ燦々レディの2人、J3アスルクラロ沼津の中山雅史、伊東輝悦の両選手、菅井拓也主将の3人を乗せた、それぞれのオープンカーが続いた=左の写真上が藤木さんら、下が中山選手ら。
 6時過ぎ、ディズニーリゾートからやって来たディズニーの仲間達がパレード用の特別車両2台に乗って登場。ミッキーマウスとミニーマウスがアンバサダーの女性と共に車両上部のステージに立ち、車両後部にはグーフィーとプルート。
 最初の車両に続いてアスルクラロスポーツクラブのキッズダンサー達が隊列を組み踊りながら行進。この後に続いた2台目の車両にはドナルドダックとデイジー、チップとデールが乗り、観覧者に愛嬌を振りまいた。
 観覧者の中には、ディズニーキャラクターの衣装を着た子ども達や、ディズニーグッズを身に着けたファンもいて、「沼津でパレードが見られてうれしい」と大喜び。
 パレードが近づくと観覧者は一斉に立ち上がり、スマートフォンやカメラで撮影を始め、ディズニーの仲間達に手を振り、パレードの進行に合わせてゆっくりと歩道を歩く人達もいたため混雑したが、大きな混乱もなく終了した。
 観覧者の多くはパレ-ド終了後、さんさん通りの歩行者天国に流れて行き、通りに並んだ夜店は順番待ちの大行列で例年を上回るにぎわい。狩野川花火大会が始まると、まつり本番で打ち上げられる2年ぶりの花火を楽しんでいた。
【沼朝令和1730日号】

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