2021年3月26日金曜日

狩野川左岸も民間活用 にぎわいへ区域指定

 狩野川左岸も民間活用

国交省中部地力整備局 にぎわいへ区域指定



 国土交通省中部地方整備局は25日、沼津市中心部の狩野川河川敷左岸を民間事業者が活用できる「都市・地域再生等利用区域」に指定した。2014年に右岸が指定されていて、河川空間を一体的に活用したにぎわい創出につなげていく。 指定を受けた範囲は、狩野川左岸の三園橋から永代橋までの河川敷約700㍍と水面の一部。河川敷での営業活動は原則、認められていないが、区域指定を受けることで、川の魅力やロケーションを生かしたイベントの実施が可能になる。指定済みの右岸区域(通称・かのがわ風のテラス)では、民間事業者によるバーベキューやオープンカフェ、音楽イベントなどが開かれていて、人々が集う憩いの場になっている。

 民間事業者による営業活動には、沼津上土町周辺狩野川河川空間利用調整協議会への事業応募や国交省への河川占用許可申請などが必要になる。

(東部総局・山下奈津美)

【静新令和3326日(金)朝刊】


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