2023年11月19日日曜日

中央公園に大手櫓門  再現の平面パネルを仮設  【沼朝令和5年11月19日(日)号】

 


中央公園に大手櫓門

 再現の平面パネルを仮設



 沼津史談会と沼工同窓会で構成する「沼津に城があったころ」再現実行委員会(渡邉美和代表)は、沼津城の大手櫓(やぐら)門を54㍍四方の平面パネルで再現。きょう19日も午前10時から午後3時まで大手町の中央公園に仮設し、沼津観光ボランティアガイドが沼津城の歴史や大手櫓について解説する。

 昨年度は沼津城の「二重櫓」を再現したが、今年度は、明治史料館蔵の「伝万延元年絵図」に記載された大手櫓門の正面図を原画に2分の1の縮尺で再現した。

 渡邉代表は「大手櫓門があった場所は現在の上土町の浜忠のある西側辺り。静岡銀行沼津支店脇の旧東海道、川廓通りの坂を上がってきた旅人からは、正面に威風堂々と、そびえ立って見えていたと思う」と話す。

 きょう19日には史談会が、展示終了後の午後3時半から市立図書館4階視聴覚ホールで「歴史と文化のまちづくり塾」を開く。

 静岡市出身の講談師、田辺鶴遊師が「江原素六伝」と題して創作講談を行い、続いて「沼津中央公園」から「沼津城趾公園」への名称変更を提唱し、「名称が変わるだけで、沼津に城があったことをアピールでき、誘客にもつながるはず」だと、賛否両論を交えて意見交換を行う予定。

 参加無料。希望者は直接会場へ。

【沼朝令和51119日(日)号】





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