水葉亭、月末閉館へ
熱海の景況に影響も
熱海市伊豆山のホテル水葉亭が8月末で営業を終えることが、19日までの複数の関係者への取材で分かった。市内有数の大規模ホテルの廃業は、宿泊客増に沸く熱海温泉の今後の景況に影響を与える可能性がある。
売却され新施設に生まれ変わることも想定されるが、関係者に具体的方針などは明示されていないという。水葉亭の幹部は静岡新聞社の取材に対し「答えられない」としている。
水葉亭を巡っては3月ごろ、旅館ホテルの再生事業を全国で展開する企業に売り渡されるとの情報が広まったが、最終局面に入って交渉が決裂していた。施設は一部老朽化し、新たな事業者が宿泊施設の形態を続ける場合もリニューアル工事が必要になるという。
ホームページなどによると、水葉亭は地上11階建て、70室以上の客室を誇る伊豆山地区を代表する地元資本のホテル。国道135号に面した斜面に建ち、相模湾を一望できる大露天風呂や大宴会場などが名物。
(熱海支局・荻島浩太)
宿泊客数激減を懸念
熱海温泉屈指の大型宿泊施設ホテル水葉亭の閉館が19日までに明らかになり、地元の観光業関係者は驚きの声を漏らすとともに、今後の対応に頭を悩ませた。
2015年度の市内宿泊客数は14年ぶりに300万人を突破し、業界は好況感に沸く。市内各地区の旅館組合でつくる連合会の幹部は「負債などはないと聞くが、従業員の雇用をどうするかなど詳細が分からない」と今後の行方を不安視し、「近隣や中心部の加盟ホテル・旅館の稼働率を高めるなど対応策を迅速に講じ、影響を最小限に食い止めたい」と話した。
水葉亭は100人規模の大宴会場を有し、県内外の団体客をはじめ地元の各種組織も愛用してきた。社交飲食業に携わる男性(47)は「夜の魅力を提供できる場がまた一つ減る」と影響を懸念する。
企業などの一大保養地として知られた熱海温泉だが、団体客受け入れの象徴的存在だった熱海後楽園ホテルの旧館「みさき館」も8月末で営業を終える。みさき館と水葉亭で年間計20万人前後を受け入れてきたといわれ、秋以降の宿泊客数が大幅に減る事態が懸念される。
【静新平成28年8月20日(土)朝刊】
2016年8月20日土曜日
2016年8月19日金曜日
2016年7月8日金曜日
2016年7月6日水曜日
2016年6月24日金曜日
2016年6月2日木曜日
大腸がん治療の最前線
大腸がん治療の最前線 from thorudes
大腸がん治療の最前線
国際ソロプチミスト駿河特別講演会
県がんセンター絹笠祐介医師が解説
国際ソロプチミスト駿河は、特別講演会(一般市民公開講座)を先月、ホテル沼津キャッスルで開催。県がんセンター大腸外科部長の絹笠祐介医師による「"手術支援ロボット"による大腸がん治療の最前線」をテーマとした話を聴いた。
優れた手術支援ロボット
がんセンター大腸では活用例が全国1
絹笠医師は、大腸では便とガスが作られ、栄養を摂取する臓器ではないので、なくても生きていけるため、病気によっては全部を取る場合があることや「ポリープ」と言うと病気をイメージする人も多いが、「ポリープ」は病気の名前ではなく「盛り上がっているものは全部、そう呼んでいる」ことなどを説明した。
大腸ポリープの80%は腺腫と呼ばれるもので、大腸がんの多くはこの腺腫から発生すると考えられている。腺腫は悪化すると大腸の壁の中に入っていく進み方をするといい、腸壁内部にはリンパ節や血管があるので、リンパに転移したり別の臓器に転移したりすることになる。
大腸がんは、ステージゼロではポリープと同じ立ち居振る舞いをするので保険が下りないが、ステージゼロというのは適切な処理をすれば一〇〇%治ることを意味する。ステージⅡになると立派な進行がんと呼ばれ、さらに進んだステージ皿で発見されることが多いという。
がんは、放置されたままでいいというものは、ほとんどないため、早期発見と早期治療が大事になってくるが、大腸がんはステージⅢでも五年生存率が七七%で、多くの人が手術すれば治る。
便に血が混じって大腸がんが分かることもあるが、日本人の多くは痔を持っていて痔の血を区別するのは難しい。
内視鏡検査でも、腫瘍などで塞がっている個所があると、そこから先にカメラが進めないため診断ができず、見つかった腫瘍を取り除いた後の一年後の検査で前回検査で判別できなかった場所からがんが見つかるようなこともある。
このため、仮想内視鏡診断という検査方法を使うことが年々増加していて、今は内視鏡検査とほぼ同数、検査が行われている。
これは、現実の腸ではなくCG(コンピュータグラフィックス)を用いて再現した腸の内部を映して診断するものだが、現実のものを見るように内部を再現できる。
検査前に腸を空っぽにしておくのは内視鏡検査と同じ。
絹笠医師は手術について「腸を取ること自体はそれほど難しい手術ではない。(それより)リンパの手術をする方が難しい」とし、リンパは腸のような単純な構造でなく腸壁の内部に隠れた場所であることと器官の細かさが手術を難しくさせていることを説明した。
また、狭い隙間や肛門が近い部位の手術も困難だといい、外科医の技術レベルによって「(ある病院で)『肛門が残せない』と言っても、残せる(技術を持った)所(病院)もある」という。
排尿や性機能の器官の近くは特に難しく、「手術を受ける医療機関をしっかり選ぶべきだ」とアドバイスした。
次に、腹腔鏡手術について説明を移すと、開腹手術の代わりに腹腔鏡手術を行うことが現在は増えている、と説明。傷と痛みが少ないのが大きな理由だが、がんを退治することに命を懸けている医者の立場からすると、開腹して、しっかり見た方が安心できるという。
また、国内トップの病院三十を比べると、開腹手術後に合併症などを起こしたケースの割合は大きな違いはないが、腹腔鏡手術ではトップ30でも合併症が起きる割合に大きな違いがあり、腹腔鏡手術の技術には、まだ大きな差があるという。
「腹腔鏡手術が、なぜ難しいのか。この手術は三人で行うが、三人が共に、この手術に精通していることが求められる。腹腔鏡手術は習熟に時間を要する。多くの経験が必要になる」とした。
しかし、経験を積めば精度の高い手術ができるようになる、という。
県がんセンターでは平成二十三年十二月から稼動している手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」による大腸手術の件数が、全国でも圧倒的に一位。
絹笠医師は、腹腔鏡手術では三人の医師の腕を六本使うが、ダ・ヴィンチでは一人で四本の腕を操ることができ、助手の手を借りる場面が少なくなってきたことを説明。
「まるで患者さんの、お腹に乗り込んで手術をしているような感覚になる。小さい自分の小さな手が、お腹の中に入って手する感覚」だと話した。
(沼朝平成28年6月2日号)
2016年5月5日木曜日
まつり出演へ甲冑作り
まつり出演へ甲冑作り
沼津内浦小 段ボールを加工
沼津市立内浦小の4~6年生17人でつくる「内浦小甲胃(かつちゅう)隊」がこのほど、自分たちが着ける段ボール製の甲胃を同校で作った。同市で22日に開かれる「第2回長浜城北条水軍まつり」で身にまとい踊りを披露する。
同市観光交流課担当者らの指導の下、切れ目の入っている段ボールから甲胃の部品をくり抜き、開いている約300カ所の穴に荷造り用の紙テープを通してつなぎ合わせた。甲冑の胴や肩の部分の袖、腰回りの草摺(くさずり)を作った。胴の部分に好きな絵を描いて、自分だけの甲冑に仕上げる児童もいた。
甲胃作りと同まつりへの出演は昨年に続き2年目。6年生の土屋颯河君(11)は「昨年は自分の分を作ったので、今年は下級生の甲冑作りを手伝った。まつりでは楽しんで踊りたい」と話した。
【静新平成28年5月5日(木)朝刊】
沼津内浦小 段ボールを加工
沼津市立内浦小の4~6年生17人でつくる「内浦小甲胃(かつちゅう)隊」がこのほど、自分たちが着ける段ボール製の甲胃を同校で作った。同市で22日に開かれる「第2回長浜城北条水軍まつり」で身にまとい踊りを披露する。
同市観光交流課担当者らの指導の下、切れ目の入っている段ボールから甲胃の部品をくり抜き、開いている約300カ所の穴に荷造り用の紙テープを通してつなぎ合わせた。甲冑の胴や肩の部分の袖、腰回りの草摺(くさずり)を作った。胴の部分に好きな絵を描いて、自分だけの甲冑に仕上げる児童もいた。
甲胃作りと同まつりへの出演は昨年に続き2年目。6年生の土屋颯河君(11)は「昨年は自分の分を作ったので、今年は下級生の甲冑作りを手伝った。まつりでは楽しんで踊りたい」と話した。
【静新平成28年5月5日(木)朝刊】
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