2023年8月13日日曜日

わが家の記念品   匂坂信吾  「沼朝令和5年8月1日(火)言いたいほうだい」「令和5年8月13日(日)沼朝マルサン書店広告」

 




わが家の記念品            匂坂信吾

 

 沼津郷土史研究談話会(略称・沼津史談会)が、沼津市制100周年記念特集号として発行した会誌『沼津史談』第七十四号(縦二一㎝×横一四・八㎝×厚さ一㎝、全二一二ページ)が七月から頒布(販売)されていますので、ご案内申し上げます。

特集の内容は、市制施行の翌年に市内本町で生まれ、沼津市と共に歩んだ、元会員の川口和子さん(眼科医師・故人)が昭和五十九年から平成十六年にかけて、延べ二十一年間にわたって地元紙「沼津朝日」の元旦号に寄稿した随筆『思い出の ふるさと 沼津の町並み』を復刻して、会誌に文章を約百ページ分掲載しました。

また川口さんの手描きによる旧東海道筋の町並みに関する、昔なつかしいイラストマップ十六枚を古地図風なフルカラー両面印刷を施した、縦五一・五㎝×横七二・五㎝の厚い上質紙を四つ折りの付録として会誌に差し込み、発行いたしました。

 この随筆とマップは沼津朝日に連載当時から評判で、川口さんが平成二十四年暮に八十八歳で他界された後も、多くの人から復刻を望む声がありました。このため本会でも通常より発行部数を増やし、会誌を一千冊、マップを二千枚作成しました。

  表紙のカラー写真は、川口さんと青木朝子さん(故人)を千本浜の若山牧水歌碑の近くで撮影したもので、自然な笑顔が印象的です。市制100周年をご家庭で振り返るために、保存版の「わが家の記念品」として、お求めになってはいかがですか?

頒布場所は次の二か所です。

沼津駅南地区は、上本通りラピュタービル向かいの柳屋内、沼津史談会「よろず相談所」です。(相談所主人は本会の長谷川徹副会長。水曜日はお休み)

駅北地区は、北高島町のフェスタノジマ内、マルサン書店駅北店です。入り口付近の目立つ場所と奧の二か所に配置され、差し込みのマップが散逸しないよう、また市制100周年を祝福するかのように、透明のカバー付きになっています。

本来の価格は会誌が一千円、マップが三百円、会誌とマップのセットでは合計一千三百円ですが、市制記念の特別価格として一セット一千円で提供しています。(税込み)

なおマップ単品をお求めの方は、「よろず相談所」で一部三百円で提供します。

今回用意した部数が不足する場合は、会誌・マップとも増し刷りを行う所存です。多くの皆様が頒布場所に足を運ばれることを心からご期待申し上げます。

            (沼津史談会会長、小諏訪)







0 件のコメント: