2013年1月23日水曜日

42校へ電力供給 伊藤忠エネクスが落札 沼津市


42校へ電力供給 伊藤忠エネクスが落札 沼津市
 沼津市は22日、市立小中高校の計42校への電力供給元を決める指名競争入札を行い、特定規模電気事業者(PPS)の伊藤忠エネクス(東京都港区)が約1億2千万円で落札した。
 契約期間は3月1日から来年2月28日までの1年間。市は値上げ後の東京電力の料金と比べて、年間で11・8%減、1616万円の削減を見込んでいる。
 同市は2011年度、全ての市立小中学校に太陽光発電システムを導入した。東京電力から購入した電力と併用し、10年度に比べて電気料金を16%、1550円削減できた。
 しかし、東京電力の値上げ後は、電気料金が月平均で約90万円上がったという。
 学校以外の施設でのPPS導入について、市管財課の担当者は「節電の努力を続けることが大前提だが、料金の推移を注視しながら他の施設でも導入できるか検討していく」と話した。
《静新平成25年1月23日(水)朝刊》

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