2013年1月11日金曜日

沼津市教委が検討会 新市民体育館建設


「屋内プールや防災拠点機能」
 沼津市教委が検討会 新市民体育館建設
 香陵武道場と勤労者センター統合提案も

 沼津市教育委員会は10日、新市民体育館の建設に向けた基本構想を協議する「沼津市スポーツ施設整備計画推進検討委員会」を市内で開き、新体育館に求められる機能などについて委員が意見を交わした。
 現在の市民体育館(高島本町)は老朽化が著しく、耐震性に問題があると指摘されている。競技フロアや駐車場が手狭で、スポーツ大会などの開催にも支障を来している。
 委員は新体育館の建設に関して「オリンピック選手を育てられるような屋内プールを設けてほしい」「ヘリポートや防災倉庫などを備えた防災拠点になるような施設が望ましい」などの要望や意見を述べた。
 また、勤労者体育センターと香陵武道場(いずれも御幸町)も建設から30年以上経過し、耐震工事が必要になっていることから「三つの施設の機能を新市民体育館に集約させたらどうか」との提案もあった。建設予定地については、交通の利便性が高く幅広い年代が集いやすい中心街を希望する声が目立ったが、具体的な提案には至らなかった。市教委は今後、市民アンケートの結果なども踏まえて新体育館のコンセプトを明確にした上で、建設候補地を選定したいとしている。
《静新平成25111()朝刊》

0 件のコメント: