2009年9月30日水曜日

静岡政治9月29日の動き

静岡政治・経済 (静新webnews)

自民党県連 新会長に塩谷氏 「党危急存亡の時」
09/30 08:10
 自民党県連は29日、静岡市駿河区のホテルで県連大会を開き、斉藤斗志二会長の辞任に伴う新会長に塩谷立衆院議員(比例東海)を選任、参院静岡選挙区補選に富士常葉大非常勤講師岩井茂樹氏(41)を擁立することを報告した。
 塩谷新会長は「党の危急存亡の時。衆院選の国民の審判を事実として受け止め、党の再生に向かいたい」と強調し、一致結束しての参院補選必勝を訴えた。
 岩井氏は「厳しい選挙戦になると肝に銘じている。明るい将来のため、静岡から党再生が始まることを証明したい」と決意を表明。塩谷会長らと「ガンバロー」を三唱した。
 大会には県内各支部から選出された代議員ら約320人が出席。党情報告に立った小楠和男幹事長は、知事選と衆院選で党公認候補が敗れ「責任の重大さを痛感している」と謝罪。谷垣禎一新総裁誕生を受け「政権奪還のために新生自民の出発にしたい」と協力を求めた。

土田氏を推薦せず 参院補選で連合静岡
09/30 08:04
 参院静岡選挙区補選(10月25日投開票)で、民主党が擁立した御殿場市の医療法人理事長土田博和氏(59)を、同党の支援団体である連合静岡が推薦しないことを決めたことが29日、分かった。来年夏の参院選への影響を考慮した結果といい、「緩やかな支援は行う」(吉岡秀規会長)方針だが、陣営には補選への影響を懸念する声も出ている。
 連合静岡は土田氏の公認決定前に、執行委員会で「来年の参院選で、既に推薦している現職の藤本祐司氏(静岡選挙区)と、全国で10人が立候補する産別の比例代表候補の当選を最優先する」とし、土田氏を推薦しないことを確認。一方で、地域ごとに党県連総支部との関係を踏まえ、ポスター掲示など土田氏への最低限の支援と投票の呼び掛けを行うことを申し合わせた。
 吉岡会長は藤本氏と産別の比例候補をセットで浸透させる運動が始まっているとし、「連合静岡は大きな組織。補選まで土田氏を支援し、終わったらすぐ藤本氏を支援するという切り替えは物理的に無理。候補者に問題があるわけではなく、補選の投票を呼び掛けるので、結果的に土田氏への投票につながる」と説明。既に土田氏本人と選対幹部に方針を伝え、了承を得たという。
 土田氏の選対本部長を務める細野豪志衆院議員(5区)は「連合は大切な仲間であり支援団体。信頼関係の下に実質的には支援していただいている」と強調する。
 しかし、民主党県連幹部の1人は「当然推薦があると思っていた。推薦なしでは労組からの支援に地域で差が生じ、運動に支障が出る」と懸念する。別の幹部は「今回の補選は衆院選で当選した総支部長が運動の中心。自立を促す意図があるのかも」と真意を測りかねた様子。一方、県東部の労組関係者は「政権交代を実現した直後の選挙。少し休もうという雰囲気は(組織内に)ある」と漏らした。

幸福実現党が矢内氏を擁立
09/30 08:08
 政治団体「幸福実現党」は29日、参院静岡選挙区補選に同党特別顧問矢内筆勝氏(48)を擁立すると発表した。
 県庁で記者会見した矢内氏は、「いじめ防止に取り組み、公教育を再生する」などと語った。矢内氏は福島県生まれ。早大大学院中退。NPO「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」(本部・東京)の会長を務める。
 参院補選では、民主党が医師土田博和氏(59)、自民党が富士常葉大非常勤講師の岩井茂樹氏(41)、共産党が元衆院議員平賀高成氏(55)の擁立をそれぞれ決めている。

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